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2010/06/02

米国:乳がん予防ワクチン/日本:IPD細胞から抗がん細胞

まだマウス実験段階ですが、アメリカで、乳ガン予防ワクチンの開発が進んでいるようです。

また予防だけでなく、がんの進行を抑える効果もあるようで、今後乳ガン患者さんの協力の元、治験が始まるようです。

リンク: CNN.co.jp:乳がん予防ワクチン マウスを使った実験に成功 米研究チーム.

奇しくも、ISP細胞からナチュラルキラーT(NKT)細胞を作ることに、日本の「理化学研究所」が成功したニュースも発信されました。

早期実用化/承認が待たれるところですね。

記事が見れなくなるともったいないので、以下コピペ失礼します<(_"_)>ペコッ

乳がん予防ワクチン マウスを使った実験に成功 米研究チーム

(CNN) 米オハイオ州クリーブランドクリニックの研究チームが、乳がんの予防に効果があるワクチンのマウスを使った実験に成功したと発表した。1度の予防接種で乳がんの腫瘍形成を防ぐとともに、できてしまった腫瘍が大きくなるのを防ぐ効果が実証されたとしている。

研究チームを率いるビンセント・テューイ氏(免疫学)によると、新しいワクチンは授乳期以外の健康な女性には見られないが、乳がんの大部分で見つかっているたんぱく質に着目した。免疫機構に直接作用して、健康な組織を傷付けることなくこのたんぱく質を攻撃する。来年にもクリーブランドクリニックで治験段階に入る見通しで、効果は「極めて有望」(テューイ氏)だとしている。

米食品医薬局(FDA)はこれまでに、子宮頸がんと肝臓がんの2種類のがん予防ワクチンを承認している。この2種類がウイルスを攻撃するのに対し、クリーブランドクリニックの乳癌予防ワクチンはがんの形成に注目したのが特徴。

実用化されれば40歳以上の女性や乳がんのリスクが高い女性に投与して、予防効果が期待される。ただしテューイ氏によれば、健康な女性に投与できるようになるまで少なくともあと10年はかかる見通しだという。

iPS:抗がん細胞作成に成功 理化学研

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)から強力な抗がん効果のある特定のリンパ球のみを大量に作成することに、理化学研究所のチームがマウス実験で成功した。作ったリンパ球をがんのマウスの体内に入れて活性化させると、抗がん効果を発揮することも確かめた。がんの免疫細胞療法での応用が期待できるという。1日付の臨床試験に関する米科学誌(電子版)で発表した。

 リンパ球の一種「ナチュラルキラーT(NKT)細胞」には、他の免疫細胞にも働きかけ、がん細胞を直接または間接的に殺す作用がある。

 理研免疫・アレルギー科学総合研究センターの渡会(わたらい)浩志・上級研究員(免疫学)らは、マウスのNKT細胞に4種類の遺伝子をウイルスに運ばせてNKT細胞由来のiPS細胞を作った。これをリンパ球に分化させると、すべてNKT細胞になった。

 生まれつきNKT細胞を持たないマウスにがんを移植し、続いて作成したNKT細胞と活性化物質を静脈に注入すると、がんは大きくならず、マウスは1年後も生き続けた。一方、NKT細胞を持つが活性化させなかったマウスは、がん移植後平均約1カ月で死んだ。

 チームは千葉大と連携し、これまでに人間の体内のNKT細胞を活性化させてがん細胞を攻撃する新たな免疫細胞療法を開発。末期の肺がん患者を対象にした臨床試験で、従来の治療法より高い効果を確認しているが、もともとNKT細胞が少ない患者では効果が低かった。事前に体内のNKT細胞を増やせば効果が高まると想定されるが、特定のリンパ球を大量に作る手法はこれまでなかった。

 渡会上級研究員は「将来、患者のNKT細胞を基にiPS細胞を介して大量のNKT細胞を作り、患者に戻すことができれば、より効果的な治療法になる」と話している。【須田桃子】

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