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2005/09/19

保険はオーダーメイドで(2)

先日、歌手(と言うよりアーティストでしょうか)の忌野清四郎さんの自転車が盗まれ、その後戻って来たというニュースがありました。

私もかつて自転車を自分で組み立てたことがあるので、オーダーメイド自転車のポイントは良く知っているつもりです。

当初忌野さんの自転車が「160万円」と言うことでしたので、外国製か?と思いきや、国内でフルオーダーだと言うこと。

表題の通り、保険もオーダーメイドの時代ですから、ちょっと自転車と比較してみましょう。

保険ではここ数年「必要保障額」を元に死亡保障額を設計することが多くなってきました。
※「必要保障額」の必然性については、インターネット上にいろいろ書かれているので、省かせていただきます。

必要保障額を算出するために、ご家庭の経済状況(収入と支出)を結構細かく提出していただきます。
この情報は、自転車で言えば、各部分の寸法や、強度、ギヤ比などを含む部品構成を決めるために必要です。

保険に好みや保障の用途があるように、自転車の乗り方・使い方も好みや用途があります。

たとえば・・・
・なだらかな、あまり坂がないところをのんびり走りたい。
・冬場はスキー場などに使われる施設を、夏場マウンテンバイクで下るダウンヒル。
・岩だらけの所を、コース中一切足を地面につけずに、時に停止、バックをしながらテクニックを競うトライアル。
・数泊分の荷物をくくりつけ、スピードはあまり出さないけれど、数日掛けて何百キロも移動するロングツーリング。
・競輪のように、ブレーキもギヤもない、トラック競技用の自転車。
 (あれもさらに細かく、ピステン、タイムトライヤル等いろいろ分かれるんです)
・ツール・ド・フランスのようなロードレース用の自転車。
・新聞屋さんのように、距離はそれほどでもないが、重い荷物を運ぶ自転車。
・2人乗りが前提のタンデム自転車(前後に2人乗り、後ろの人用のハンドルを備える)
・変わり種では、前後の両輪をチェーンやドライブシャフトで駆動する2輪駆動自転車。
・後ろに寝そべる3輪車
等々・・・きりがありません。

きりがないと言えば、保険もきりがないですよね。。。

保険であれば、保障内容も家族構成や経済状況で構成が変わるところですが、自転車も乗る人の体重や、手足の長さ、荷物の量、走る速度、坂道の有無等何処をどう走るかで構成が変わります。

それはハンドルの幅や高さ、材質だったり、サドルの高さや構造、ペダルの大きさや形状、クランクの長さ、変速機の有無、ギヤ比、タイヤの太さや直径、リムの幅や構造・材質、スポークの本数や交差のさせ方、タイヤの質や構造、フレームの各パイプの長さや太さ、材料等々。

各部の部品メーカーの差やデザインだけでも、保険同様何万通りの組合せになります。
さらに色も加えれば・・・

安い自転車は、色や形状、だいたい決まってますね。


予算が無いけれど可能な範囲で・・・
保険も自転車も、可能な範囲でオーダーメードが可能です。
自転車はタイヤだけ有っても役に立ちませんが、保険はがん保険だけでも、ガンに罹った時には役に立つ。
ここが最も違うところでしょうか?

独身の時にはタイヤが2本の普通の自転車でも、結婚したらご夫婦で一緒に乗れるようなタンデム型に。
前後の二人乗りは、全席の方にハンドルもブレーキもお任せになります。
ご主人様がハンドルもブレーキも握る、前後二人乗りでなくても良いんです。
左右仲良く二人乗りできるように、3輪か4輪にしてください。
自転車は道幅などによる制限がありますが、保険は道幅を気にしなくて良いんですから。
当然、すれ違いなど意識する必要はありません。

お子様が出来たら後ろに乗れるように、いや、間が流行でしょうか?
すると、飛行機が機長と副機長の席に、それぞれハンドルやコントロールレバーがあるように、保険ではお母さんの保障も重要になってきます。

自転車のように部品を交換しなくても、弱いところを補強するため、或いは機能を追加するために、保険は付け足しが可能です。

自転車のタイヤはすり減ります。ブレーキも同様。
ブレーキワイヤーやチェーンには油を差してメンテナンスがてら、痛みがないかチェックしましょう。
保険も更新型か終身型に係わらず、時々ご自身の生活に有っているかチェックしましょう。
更新型は、一定期間で保障が無くなったり、更新(部品なら交換)もありますから、すり減ると言っても良いでしょうね。

量産され、単に今乗れればいい貴方のニーズだけ満たす19,800円の自転車が有ります。
オーダーメイドで、乗れるニーズ+将来も考えた設計をされた198,000円の自転車も有ります。
保険で見るなら、通販で申し込む保険と、オーダーメイドの保険といった感じでしょうか?

量産品の自転車は、店に行って「これください」と言うだけで、お金を払えば買えます。
色も寸法も、そこにある中から選ぶしかないので、妥協があります。
妥協して買った物に、愛着はないですよね。メンテナンスもする気にならないですよね。
・・・従来型の、日本的保険セールスに似ていませんか?

オーダーメードは、採寸して、ニーズを聞いて、好きな色も聞いて、ご予算も聞いてから図面を引きます。
有る程度出来たところで寸法通りか確認、微調整をして数日後に完成。
そこで初めてお金を払って貴方の物になるので、手間は掛かりますね。
でも、貴方の好みの色、寸法がぴったりに作ってあると、凄く乗りやすいですよ。
・・・これが今の保険の提案型セールスです。


これは実際にオーダーで作った経験談です。
自分の自転車は出来合いのフレームですが、寸法的に近い物を選び出し、それ以外のパーツで調整し、限りなく好みにしています。
乗りやすいと、同じ距離を走るのが楽になります。
そして楽しい。
世界に一つしかない、貴方だけのオリジナルです。

改めて「車」にたとえるなら、いろいろ考えて選んだ貴方の愛車と、会社から与えられた社用車。
どちらを大切にしますか?

そういう感じです。


メンテナンスも楽しいです。
私の自転車は、スポークの寸法からオーダーし、自分好みの乗り心地。
※自転車の乗り心地は、フレームの強度もさることながら、スポークの組み方とタイヤで決まります。
自分自身で寸法を計算し、バラバラのスポークから組み立てています。

変速機も2回交換しました。
壊れたのではなく、好み=ニーズに合った部品が見つかったからです。

初めは「予算の都合」もあり、国産の安めのを使って、全体の動きを確かめるように使いました。
2台目は、フランス製の安めの物で雰囲気を出していきました。
3台目、今付いている物は、もうずいぶん前ですが、世界で初めに「チタン製パーツ」を使った、今度もフランス製の部品です。

見た目的には、1台目はタダのアルミ色。
2台目はプレスで西洋化唐草模様がちょっと入ったクロムメッキ。
3台目は黒とグレーの色合いが、良い雰囲気なんです。(動作は2台目が一番良かったですが・・・)

保険も同様に、必要に応じ、部分的に入れ替える必要があるでしょう。

ちょうど初めの変速機を「予算の都合」で間に合わせ的にやったように、保険の場合は「医療定期保険(または特約)=10年更新型」として、とりあえず後のことは考えず、ここ数年、何かあっても対処できるようにします。

2台目の変速機は、ちょっと好み=ニーズに合わせてます。
その分予算も少し増やしました。
保険も同様に、ニーズを寄り満たすような物に切り替える。
たとえば、一生涯保険料が変わらない「終身保障型・終身払い」にする。

3台目の変速機は、見た目の雰囲気、素材にこだわりました。
こだわった分高くなりました。
保険で言うなら、60歳までに払込が終わり、年金生活に移った時の負担が減る「入院1日目から、終身保障型・有期払い」。

書き始めた時に考えたより、上手く話が収まりそうです(苦笑)

今、医療保険にたとえましたが、それ以外でも同様です。
ご自身で勉強されるのも良し、私達相談相手に相談するも良し。
いろいろアドバイスをする中で、最後に2つか3つ残ることが良くあります。

ご自身で判断に迷ったら、遠慮無くこう聞いてください。
「中田さんは、どちらをお勧めしますか?」
そうしたら、私は一つに絞り、根拠を述べるでしょう。
その根拠に納得がいった時は、その組合せに決めてください。

いずれにしても、時々メンテナンスし、再調整する必要があると思っています。
自転車のブレーキワイヤーを交換したり、油をくれてやるように。

自転車は部品交換以外に、色だって塗り替えられます。
貴方色にして良いんです。
保険も貴方色にしてください。

蛍光のオレンジと黄色の縞模様でも、空のような青でも、森のグリーンでも、月の無い夜のようなつや消しの黒でも。
これとこれを混ぜたら、どんな色になるか、想像できなかったら御相談ください。
或いは、こんな色にしたいんですが・・・、と御相談ください。


保険はオーダーメードで(1)はスーツに喩えました。
今回、(2)では自転車に喩えましたが如何でしょうか?
(3)はパソコンに喩えようと思っています。
(4)は家でしょうか?
(5)は未定・・・女性に判りやすそうな喩えがあると良いんですが。。。食器辺りどうでしょう?
ご意見ご感想お待ちしています。


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メールもお待ちしています。
ウィルスに狙われやすい「アウトルック」は使用していません。


保険事務所 アンビシャス
      中田成雄
nakata@smile.nifty.jp

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コメント

ご友人の車が家族限定であれば、他人が運転したときは実質「無保険車」と変わらない危険な状態ですよね。
(自賠責は出ますが)
他人の車を運転した際に起こしてしまった事故を、自分の保険で保障する事は可能です。

『他車運転危険担保特約』が付いていれば、他人の車を運転しているときの事故も補償されます。
他人の車の定義は「自家用車」で有ること。
自家用であっても大型貨物などは含まれません。
レンタカーは保険会社によって対応が異なるようです。
キャンピングカーと軽を含む自家用のバン、2トン以下の小型トラックは入ります。
特約保険料は、ご加入の損害保険会社にお問い合わせください。

一般的解釈は下記サイトをご覧ください。
http://www.hoken-jiten.com/040ta/0410ta/002052.html

また別の視点で見ると、年に何度も貸し借りがあるのなら、ご自身の保険に『臨時運転者担保特約』が付いていれば更に安心です。
家族限定であっても、登録された人の友人・会社の同僚などが運転中に起こしてしまった事故を補償します。

事故を起こしたくて起こす人は居ないので、それこそ「もしも」なのですが、「備えあれば憂いなし」。
林様のように常に「転ばぬ先の杖をご用意したい」と言うお考えは大切だと思います。

下記のような自動車保険はオーダーメイドでできるものでしょうか。
車で家族旅行に出かける場合、大きなワンボックス車が必要だが、自家用車はセダンで狭い。
レンタルするには結構お金がかかってします。
友達がワンボックスを貸してくれるというが保険は家族限定付きで、もしもの時が怖い。
自動車のレンタル料金の半額くらいで、もし事故が発生した場合は、自分の入っている保険で保障できる。

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